子どもの不登校~その時、親の私は…
どん底に陥ってしまいました。
子どもが学校に行けなくなるって、親としたら身を切られるほどの思いで
心底辛い出来事でした。
もう、周りなんて見えなくてパニック状態!!
まさか、うちの子が…信じたくない現実でした。
子どもが不登校になったのは、小学4年生の3学期からでした。
完全に不登校になる前から、学校に行き渋る事が多くなっていましたね。
思い返せば、小学3年生の頃から、何回か遅刻をするようになって
担任のS先生からは
「〇〇君が遅刻してくる事は、将来にとってよくない。」と言われ
そんな事、分かってるけど子どもがこちらの思うように動かないから
仕方ないんだよ!って心の中で反論していました。
あの先生を町で見かけると、今でも心が乱れます。
担任なんて1年だけ。そんな人に、子どもの将来決められてたまるか!って思いました。
そして、4年生になってから、友達とのトラブルがあって
家に同級生がうちの子どもの態度が悪いと告げ口にきたりしていました。
そんなの子供同士のケンカ…くらいで、あまり気に留めていませんでした。
でも、参観会で学校に行った時、クラスの女子にうちの子どもの名前を呼んで
追いかけられているのを見てしまいました。
その時、この子、からかわれてるんだ。かわいそう…と初めて思いました。
もう、その女子をぶん殴ってやりたい気持ちでしたよ。えーえー
それから、だんだんと学校に行き渋ることが多くなり、ついには布団から出てこなくなりました。
私は何とか行かせようと、まぁ諭したり、たたいたりと散々やったけれど、まったくダメでしたね。
かわいそうな事をしました。
これは、一筋縄ではいかない!と思い、ママ友で子どもの不安からお母さんがついてこないと学校に行けない
お子さんがいて、そのお母さんに相談してみました。
そのお子さんは、心療内科に通っていたので、うちも同じところで受診しようと思い
藁をもつかむ思いで電話をしたら、「すぐには診られない。1ヶ月か2か月先になる。」と言われ愕然としました。
それでも仕方がないので、それまで待って主人と子どもと私の3人で、心療内科を受診しました。
子どもを心療内科に連れて行かなくてはならないなんて…
その時の気持ちは、一言では言えないほどです。
でも、とにかく何もしないよりまし!と思い、心療内科での通院が始まりました。